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<東日本大震災>女川の68歳 自宅全壊、車庫暮らし5カ月 毎日新聞 3月27日(火)14時59分配信 宮城県女川町石浜の無職、佐藤元夫さん(68)は、津波で全壊した自宅を昨年10月に解体して以来5カ月以上、車庫で寝泊まりしている。 家族は町外のアパートに移ったが、視界一帯に海が開けるここは「趣味のガーデニングに最適で自慢の場所。離れたくない」。 自宅を再建するまで、庭木の手入れをしながら住み続けるつもりだ。 約15平方メートルの車庫内は、家電製品が所狭しと並んでいる。入り口近くの流し台は元の家からそっくり移設。寝床は一角に張ったテントだ。 「水道はホースを使って引き込み、電気とガスは業者に整備してもらった。少し寒いけど、思ったより過ごしやすいよ」
昨年3月11日、佐藤さんが外出先から戻ると、付近の住民が避難を始めていた。 「海抜10メートルもある家までまさか水が来るとは思わなかった」。だが自宅はすべて水につかり、解体を余儀なくされた。
00年に亡くなった母としさんは佐藤さんが中学生の頃、父と不仲になり佐藤さんを連れて町内の別の場所から現在地に移り住んだ。 以来、佐藤さんは就職した後も転勤を断り続けているほど、この地にこだわりを持っている。 「母は女手一つで自分を育ててくれた。ここは思い出の場所でもあるから」
妻、長男、次男は昨年10月、石巻市内のアパートに移ったが、辛うじて無事だった車庫に一人で住む道を選んだ。 海に近いことなどから、町は住宅再建に難色を示していたが、2月下旬になりようやく了承を得た。 現在、県内の大工と再建の交渉を進めており、完成次第、家族を呼び寄せるつもりだ。 「再び津波が来たら裏山に逃げればいい。残り少ない人生、好きな場所で好きなことをして暮らしたい」。目を細めた。【鈴木健太】
参考記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000037-mai-soci
震災から1年が経過しましたが、まだまだつめあとが色濃く残っているようです。 自分自身の育った土地ですから、簡単に離れたくはないですよね。 一日も早い復旧を願いたいです。
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